2012年4月18日水曜日

dMEMS2012参加報告

フランスのブザンソンで、開催されたdMEMS2012に参加してきました。
ワークショップの詳細はすでに報告されているので、気になった講演について報告します。

二日目のkeynote talkはMEMSのマーケットとMEMSのアプリケーションについての講演でした。
その中で、MEMSのホットはアプリケーションとしてセンサーネットワークの話が出ており、センサーネットワークの可能性、エネルギーハーベスティング、そしてマーケットについての話を聴き、本プロジェクトの重要性を再確認しました。また、その他の発表からも多くの有益な技術情報を得ることができました。


つくば研究センター 富松

2012年4月11日水曜日

dMEMS2012参加

 
 dMEMS2012(2nd Workshop on design, control and software implementation distributed MEMS)は、2010年に1回目が開催され、今年で2回目となる国際ワークショップです。
 
 フランスのブザンソンに7カ国の研究者が集い、2日間で3件の基調講演と13件の研究発表が行われました。今回の採択率は55%で、主に設計理論に関する発表が多く見られました。
 
 基調講演では、EPFLのAdrian M. Ionescu氏が“Guardian Angels for a Smarter Life ~Zero-Power Technologies~”と題し、環境・健康などをターゲットにしたヨーロッパでのデバイス・センサネットワーク開発プロジェクトの取り組みが紹介されました。まさにヨーロッパ版NMEMSであり、大きな刺激を受けることが出来ました。また、その他の発表からも多くの有益な技術情報を得ることができました。
(分散研 植木真治)
 
 
会場となったFort Griffon

 

2012年4月6日金曜日

GSN-PJ2年目にあたり

昨2011年7月にスタートしました「NEDOグリーンセンサーネットワーク技術開発」PJも2年目に入りました。この間、東光電気(株)、東京電力(株)の2社がメンバーに加わり、16企業、および(国)東京工業大学、(独)産業技術総合研究所、(財)マイクロマシンセンターの3機関よりなる、計19機関の参画する、省エネに寄与するセンサーから、ネットワークシステムまで、名実ともに最大規模の国家プロジェクトとなってまいりました。
  本年7月にはマイクロマシン展(7月11-13日東京ビッグサイト)において一年間の成果を世に問います。ご期待ください。
  電力供給の課題から、4年プロジェクトとはいえ、一日もはやい本センサーネットワークの実現が期待されています。NEDOと連携しながら、加速策を考えつつ、ビジネスに繋いでいきたいと考えます。  今後ともご支援をお願いいたします。

(NMEMS技術研究機構 今仲)