dMEMS2012(2nd Workshop on design, control and software implementation distributed MEMS)は、2010年に1回目が開催され、今年で2回目となる国際ワークショップです。
フランスのブザンソンに7カ国の研究者が集い、2日間で3件の基調講演と13件の研究発表が行われました。今回の採択率は55%で、主に設計理論に関する発表が多く見られました。
基調講演では、EPFLのAdrian M. Ionescu氏が“Guardian Angels for a Smarter Life ~Zero-Power Technologies~”と題し、環境・健康などをターゲットにしたヨーロッパでのデバイス・センサネットワーク開発プロジェクトの取り組みが紹介されました。まさにヨーロッパ版NMEMSであり、大きな刺激を受けることが出来ました。また、その他の発表からも多くの有益な技術情報を得ることができました。
(分散研 植木真治)
会場となったFort Griffon
0 件のコメント:
コメントを投稿